XX文学の館

リンク集

館主個人のブックマークから主に古書、地下本関連サイトへのリンクを抜粋しました。リンク集と言うには少し物足りないかな、と自省しています。

◆ 資料関連

国立国会図書館-National DTet Library

ご存じ（？）国立国会図書館のホームページです。貴重書籍の画像データなど見ているだけで楽しめるものもあります。政治に関心のある方には「国会会議録検索システム」など如何？

ＮＤＬ−ＯＰＡＣ

国立国会図書館ホームページ内の検索画面です。同館所蔵の書籍を検索できます。 国会図書館にはこんな本も所蔵されているのか、と色々な意味で楽しめます。何と言っても日本最大の古書（新刊もですが）蒐集組織ですからねぇ…

AKAGAWA'S HOMEPAGE

近代以降の性に関する文献蒐集リスト「性欲図書館」は圧巻です。特に大正、昭和初期のものが充実しています。うらやましいなぁ…

DAS KABINETT DES DR.YAMANAKA

「書誌・研究」に地下本関係では酒井潔（現在は発禁本のみ）、発禁本関係では丸木砂土、矢野目源一の書誌があります。 掲示板では連日書物に関する蘊蓄が語られていますが、奥が深すぎて館主にはとても付いて行けません。依って ROM のみ。

風俗資料館

地下本ではありませんが、関連資料と言える「奇譚クラブ」「風俗草紙」など主に戦後のＳＭ雑誌を中心に蒐集管理している風俗資料館のページです。各雑誌の目次をテキストデータの形で提供しています。

廃虚

酒井潔研究の第一人者にして、現在は自動車関連図書の紹介を行っている marble さんのサイトです。 「庵主随感」では書物研究家の蘊蓄が平易な言葉で語られています（話題が書物だけとは限りませんが……）。

カオスの本棚

「役に立たない読書案内」（いつのまにか、「とことん」という枕詞が付いていました）というコンセプトに当館に通じるものを感じます。 「警告を受けた雑誌・コミックのコレクション」、「放送禁止歌（要注意歌謡曲）」など禁止に関連するコレクションの他、サブカルチャー系の雑誌紹介などを行なっています。

玩究隠士著書／太平書屋目録

当館でも色々お世話になっています「太平書屋」の刊行物を、同書屋から十数冊の著書を上梓されている玩究隠士さんが、版元に代わって紹介しています。 同書屋は、硬軟を問わず柳書、秘本、江戸風俗などの復刻や解説、研究書を出版しています。軟派本の研究者で同書屋を知らない人はもぐりです。掲載されている目録から、気になるものを注文してみては…。

稀覯本の世界

地下本ではありませんが、当館で扱っている雑誌類に直接、間接に関係している辻潤、大泉黒石などの書誌を書影入りで紹介、稀覯本の書誌には書影が欠かせない、と言う当館の考えをそのまま実践している稀覯本情報サイト。 当館とは異なり、格調も高く、真摯に近代文芸に取り組んでいる人には垂涎の書物ばかりです。掲示板「Salon De 書痴」で得られる情報も貴重。最近は何やらお得感満載の企画もある様で…。

◆ 古書関連

日本の古本屋

東京都古書籍商業協同組合のページですが、古書店情報、即売展情報など内容は全国区です。勿論、加盟店出品の古書検索によるショッピングもできます。

彷書月刊

古書関連二大専門誌の一方の雄のホームページです。本のみにこだわらず、人物や時代背景にも重きをおく誌面構成は好感が持てます。

KOTSU

もう一方は老舗「日本古書通信」ですが、ホームページは…、何故か金井書店のサイトに同居しています。

愛書家ホームページ

古書蒐集に関する読み物、リンク集です。古書店関連だけで無く、個人のホームページへのリンクも多数あり便利（ここ何年か更新されていないのが惜しまれます）。

Bibliomaniac Page

博物学に関する書籍を中心に構成されています。Part1 「図版の部屋」で紹介されている博物学書の図版には圧倒されます。 Part2 「豆知識の部屋」は主に洋書に関する造本関係の知識ですが、うぅむ、ためになる！

黄虎洞

漢籍に興味のある方は必見です。「古書あれこれ」は漢籍に限らず、書誌学入門として必読。書画骨董がお好きな方は「黄虎洞中國文物ギャラリー」へ。

NOIR 古書肆 ノワール　

クロをテーマにしたオンライン古書店。総て書影が付いているし、売れてしまったものでもそのまま残っているのが嬉しい。発禁本、地下本関連の書籍は「秘密の花園」に。洋書が多いのも他店には無い特徴か。

◆ 地下本関連

裏長屋

江戸艶本の読み和を電子テキスト化して公開しています。明治以降地下出版されたり、表に出して発禁になったりしたものです。 「江戸三代奇書（逸著聞集、阿奈遠加志、藐姑射秘言）」、「壇ノ浦」など常連、有名所はほぼ完備。

河出書房新社

城市郎氏監修の「性の秘本コレクション」を初めとする地下本を文庫で刊行しています（最早地下本ではないと云うことですかねぇ）。 「図書検索」の［シリーズ全集名検索］で「河出文庫」→「セイシンリポート・コレクション」「性の秘本コレクション」「相対レポート・セレクション」等を選択することにより、既刊分が表示されます。

The Erotica Bibliophile　

洋書の原本を調査するのに便利なサイト。特に「Charles Carrington」「Jean Fort」が詳しい。図書館のメタサーチが有り難い（英語圏だけなのが少し残念ですが･･･）。 海外のサイトなので未修整の挿絵などがありますので、ご注意下さい。

Scissors & Paste Bibliographies　

洋書の原本を調査するのに便利なサイト。近年のものまで網羅している。「Isidore Liseux」など対象出版社数は上記The Erotica Bibliophileより多い。 海外のサイトなので未修整の挿絵などがありますので、ご注意下さい。

◆ その他の分野

Kimiaki Ishizuka's Homepage

人形製作が専門の石塚公昭さんのサイトです。荷風、乱歩、足穂、谷崎、澁澤など、どこかで当館と接点がありそうな作家をモチーフにしている所が不思議と言えば不思議です。 他にジャズやブルースの歌手、演奏家を扱った作品もあり、いずれも見ているだけで愉しい逸品揃いです。

黒子の部屋　

ライターの松沢呉一さんが、なんら規制なく文書を書ける場として、身の回りに起こった色々な問題などを日替わりで記述しています。風俗や性に拘わる問題を多く扱っている点が、当館との接点でしょうか。 姉妹コーナーであった「ウロコの部屋」から派生した「ちんまん単語ＤＢ」は、日本全国に亘る性に関する言葉の地域分布、世代分布を明らかにしようという一大企画でしたが、 惜しくも閉鎖されてしまいました。過去情報は残っています。

千椰子的電子頁　

小悪魔チャコさんが主宰するＳＭ系の創作サイトです。自らの作品（恥辱記録）のみならず、寄稿された作品（姦淫記録）も合わせて公開しています。 極私的読書感想録（淫魔記録）は、高橋鐵から泉鏡花まで、と幅が広く、なかなかユニークです。一押しは窃視記録。